払い戻しの対象は「スタート事故による欠場」と「3艇以上の失格・欠場」の場合。

失格時の舟券の払い戻しは?

競艇の払い戻しで返金されるお札イメージ

競艇で舟券購入した選手が失格になった場合は、フライングや出遅れによるスタート事故だった場合は欠場扱いになり、その選手の絡んだ舟券は全額返還されます。
返還される舟券が発生した場合は、残った舟券の組み合わせと売上に応じてオッズが再計算されます。
レース中の転覆妨害行為不良航法による失格は払い戻しの対象になりません。
仮に妨害など相手のルール違反で転覆した場合も払い戻しにはならずにゴールラインを正常に通過した選手のみで結果が確定します。

 

スタート事故は返還、レース開始後の失格や転覆は通常通りのレース成立で返還されないのが原則です。
例外になるのは、複数の失格や欠場が出た場合です。
たとえば3艇が欠場になった場合は3連複のみ券種不成立によって払い戻しが行われ、他の券種は成立します。
つまり、フライング・出遅れによるスタート事故による欠場と3艇以上が失格・欠場になった場合のみ払い戻しの対象になります。

 

スタート事故による欠場頻度はどのくらい?

競艇は公営競技の中でも唯一の採用になる助走を取って、スタート時刻にスタートラインを通過するフライングスタート方式を採用しています。
風の影響やライバルとのポジション争いなど難しい面もあって、フライングによるスタート事故は頻繁に起こっています。
出遅れの場合は1秒のゆとりがあるため、発生する事例は非常に少ないです。

 

スタート事故は欠場になって、その選手が絡んだ舟券は全て返還され、競艇の運営は大きな損失が発生します。
特にSGや優勝戦など売上が大きいレースは損失リスクが高くなるため、選手にはより重たいペナルティが課せられます。
競艇の中でもっとも重たいペナルティはスタート事故になっていて、短期的に繰り返すと最悪のケースで引退勧告になってしまいます。

 

舟券不成立だった場合の払い戻し

競艇の失格と欠場の舟券返還ルール記事のタイトルイメージ

失格や欠場する艇が発生した場合は、残った艇によってレースが成立しますが、ゴール前に3艇以上が失格になった場合は券種ごとのルールで不成立によって全額返還されるケースがあります。
レース中の失格は返還が行われませんが、フライングが多数発生した場合は欠場扱いになってオッズの再計算が行われるため、オッズ1.0倍やトリガミになってしまうリスクが高くなります。
失格と欠場による返還のルールをまとめました。

 

3艇失格の場合

3連複のみ残った3艇で全て的中になるので、券種不成立になって全額返還されます。
3艇の失格内容がレース中の失格や転覆だった場合は、他の券種はオッズ通りで確定します。

 

4艇失格

券種不成立でもっとも複雑になるのが4艇失格です。
残ったのは2艇になるので成立できるのはゴールした選手が絡んだ舟券でも不的中舟券の発生する単勝と2連単のみです。
(3連複と3連単は成立する艇数が足りない、2連複、拡連複、複勝は残った艇が全通りで的中になるため券種不成立)
また、4艇がスタート事故による欠場で残った2艇が人気上位の選手だった場合的中してもオッズ1.0倍もしくはそれに近い配当になります。
的中舟券のオッズが全て1.0倍になっても、不的中になれば払い戻しされません。

 

5艇以上の失格

5艇以上の失格になると、2艇以上が絡んだ舟券は全て成立要件を満たせず、単勝も全通り的中になるので、全券種が不成立になって返還されます。
ちなみにレース中に5艇が失格になった場合はレース不成立。5艇がフライングで欠場になった場合は全券種不成立ですが、レースは成立して正常なスタートを切った選手は自動的に1着扱いになります。
レース不成立と券種不成立の要件は違います。

 

参考記事:「レース不成立」と「舟券不成立」